コラム

店舗ぐるみの転売問題を受けて、海外ポケモン公式が「ゴッホピカチュウ」を大量供給 相場は大幅に下落

海外ポケモン公式によって「ゴッホピカチュウ」が大量供給されることが明らかになりました。

海外メディアによると、オランダの中小小売店向けのプロモカードが100枚から10枚に削減され、大型チェーン店への供給が増加します。

この措置は先月問題になった、小規模店舗による転売行為の対策のようです。

コンプライアンスが徹底されていない小さい規模の店舗でなく、大型のチェーン店から配布することによって、本来のカードを欲している人に届かせる狙いがあるようです。(大型店舗では小規模の店舗よりも厳しい監視下に置かれます)

実際に小さい規模の店舗のオーナーはまだポケモン公式からプロモカードを受け取っていないにも関わらず、既にオークションサイトなどで転売を行っていました。今回不正を行っていた店舗は100枚から10枚に配布枚数が削減されることで転売先や不正購入者への返金を余儀なくされます。

大型の店舗はオランダに1000店舗以上あり、一店舗につき100枚とすると、それだけで10万枚のゴッホピカチュウが配布される計算になります。

さらに今回のプロモカードは在庫品ではなく新しく「印刷」されているため、今後もゴッホピカチュウが続々と配布される機会があるかもしれません。

昨年から続く再配布のニュース以降、カードの相場は下がり続けています。海外ポケモン公式の狙いは成功していると考えられます。


source : https://www.pokebeach.com/2024/02/pokemon-reduces-van-gogh-distribution-for-hobby-stores-expands-to-large-chain-stores-at-least-100k-copies-expected