２月にオランダで配布されることが明らかになっていた「Pikachu with Grey Felt Hat」ですが、配布を担当する現地販売店によって第三者に既に横流しされていることが判明しました。
今回の再配布はオランダのゲームショップで２月に一店舗あたり100枚配布されるというものです。
しかし海外メディアの取材により配布数週間前にゲームショップ関係者によって横流しされていることが明らかになりました。
現地のSNSでは「既に50枚購入した」「3000ユーロで100枚注文した」などというコメントが確認されており、カード通販でも一部の店舗が4～6週間後（プロモーション開始予定日）に発送するカードを先行販売したり、オークションに出品したりしています。
一部のカードショップオーナーがオランダのポケモン販売代理店に「このプロモーションをどのように実施するつもりなのか」と問い合わせたところ、「自分たちの問題ではない」と回答されました。正規代理店がプロモカードが公正に顧客に配布されたことの確認はしないようです。
ここまでの情報だと現地のカードショップにヘイトが集まりそうですが、現地のコレクターは店舗側に同情的で海外メディアの取材にこう答えています。
「カードは少なくとも1枚100ドルの価値がある。店舗に1万ドルを提供することを想像してみてください。多くの店はこれをTPCi（海外ポケカ公式）からのボーナスと考えている。彼らを責めるつもりはありません」
今回配布されるプロモカードの枚数は1万枚から5万枚と考えられています。内訳は小型店100~200店舗、そのほかを大型店が占めます。大型店はルールに従うことが期待されるため実際に配布される量はある程度の数になると考えられます。
ただ、この再配布に関するニュースが明らかになって以降、カードの価格は下落しています。そのため、ある程度転売の抑制やカードが欲しい人への救済につながっているようです。
source : https://www.pokebeach.com/2024/01/van-gogh-pikachu-promos-being-pre-scalped-in-the-netherlands-another-botched-release-feared
