海外で11月14日(現地時間)に発売される予定のポケモンカード最新パックが既に販売されていることが話題になっています。

問題のパックの名前は“Phantasmal Flames”で、人気ポケモンであるメガリザードンXのカードが英語版に登場することで注目されていました。
英語版のポケモンカードには「3つのランダムなパックとプロモカード」がセットになった「3-Pack Blister」という製品が存在します。今回の事件の一つでは、そのランダムなパックの中に“Phantasmal Flames”が混じってしまったようです。
(しかも英語版であるにもかかわらずスペイン語版のパックが混じっている製造ミスもありました)

もちろん本来であれば「3-Pack Blister」であっても発売前のパックが封入されることはありません。
また、別のポケモンファンが購入した「1-Pack Blister」にも“Phantasmal Flames”が混じっていることが確認されました。

混入していたパックから「ニャース(AR)」が確認され、公式の発表前に収録されることが明らかになってしまいました。(日本では昨年にプロモカードとして発売)
さらに衝撃的なことに、このパックの最もレアなカードである「メガリザードンXex(MUR)」を手に入れたというユーザーも現れます。

このカードも英語版ではまだ公開されていませんでした。
海外ポケモン公式も最大の生産能力でカードを印刷していますが、製品の生産と梱包を急ぐあまり、工場でのミスが増加しているようです。
ポケモンカードゲームの需要は日本だけでなく、海外でも過去最高を記録しています。
これまでにも製品の初期段階でカードが誤って漏洩したことはありましたが、今回は過去最多の件数になりました。これは生産量の増加とポケモンカードに注目している人の増加が原因と考えられます。
近年日本国内で話題に上がることの多い転売は日本だけの問題ではなく、世界的な現象となっています。
ここ数年では、ポケモンカードとゴッホ美術館がコラボした際に起きたオランダのアムステルダムでの騒動が世界的に話題になりました。
さらにポケモンカードの製造ラインに勤務する人物が大量のレアカードを持ち出して売捌いた事件も記憶に新しいです。
しかし、いずれもポケモン公式は問題に対して声明を出して経過を説明したり、販売方法を調整するなど対応を行ってきました。
今回もポケモンファンのために対策や再発防止を行ってくれることでしょう。
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source : https://www.pokebeach.com/2025/10/phantasmal-flames-booster-packs-discovered-within-official-products-ahead-of-launch