【PTCGL】デッキ解説~初心者からのステップアップ!メガルカリオex~

メガルカリオex(Mega Lucario ex)デッキは、闘タイプのアタッカーで序盤からテンポよくサイドを取りながら、終盤にメガブレイブ(Mega Brave)で大ダメージを叩き込んで勝ちを決めるデッキです。
HPの高さを活かしてしぶとく戦えるうえ、ニャースex(Meowth ex)やキチキギスex(Fezandipiti ex)といった環境で見かけることの多いポケモンを闘弱点で簡単に倒せるため、攻めの手数で押し切るプレイが好きな方にぴったりです。
このページでは、初心者の方が実際にこのデッキを動かせるよう、序盤・中盤・終盤の動かし方から、やりがちなミス、慣れてきたら入れたいカードまで順を追って解説します。
この記事を書いた人
初めまして!イムチャンユウと申します。
今回、ご縁がありPTCGLNews様にて、記事の執筆をさせていただくことになりました!
普段は東京で学生をしながら、競技プレイヤーとして自主大会や公式大会に参加しています。
幼少期、ポケモンカードADV~BWまでカジュアルに遊んでおり、一度ポケモンカードから離れましたが、2023年スカーレット・バイオレットシリーズから競技プレイヤーとして復帰しました。
直近の公式大会の成績ですと、
CL2024 横浜 5-3
シティリーグ2025 S1 準優勝
シティリーグ2025 S3 ベスト8
シティリーグ2026 S1 ベスト8
シティリーグ2026 S2 ベスト4
CL2026 大阪 9-4
シティリーグ2026 S4 優勝 ←New
と輝かしい成績ではないですが、復帰してから3年間で、着実に実力をつけてきています。今後の執筆活動を通して、皆様により良い情報を届けていくことはもちろん、自分自身のポケモンカードの活動にも生かしていければと思います。
この活動を始めるにあたって、ポケモンカードに関する情報や大会結果をどんどんXで発信していこうと考えておりますので、良ければ是非フォローしてください!
デッキリスト
この記事で取り上げるメガルカリオexデッキのリストです。下のボタンからPTCGLに簡単にコピーすることができます。

① 基本の回し方
このデッキは、ソルロック(Solrock)とルナトーン(Lunatone)でドローと序盤の攻撃を支えつつ、リオル(Riolu)から進化させたメガルカリオexで決定打を狙う、というのが大きな流れです。ターンごとに何を優先すべきかを見ていきましょう。
序盤(1〜2ターン目):場づくり
最初のターンは、ファイトゴング(Fighting Gong)やポケパッド(Poké Pad)を使って、必要なポケモンを場に並べることに集中します。目標は、ベンチにルナトーンとソルロックを1体ずつ、リオルを2体出すことです。
ルナトーンは特性ルナサイクル(Lunar Cycle)でドローを進められるので、デッキを掘り進めるエンジンになります。ソルロックはルナトーンの特性を使用するのに必要なのはもちろん、技コスモビーム(Cosmic Beam)でHPの低いポケモンをコツコツ倒していく役割も担っています。
ここで気をつけたいのが、マクノシタ(Makuhita)を安易にベンチに出さないこと。マクノシタはにげるためのエネルギーが2枚必要なため、ボスの指令(Boss’s Orders)でバトル場に呼び出されるとふうせんやポケモン入れ替えを使わないと、簡単には逃げられなくなってしまいます。
中盤(3〜4ターン目):HPの低い相手を倒してサイド先行
場が整ってきたら、ソルロックのコスモビームや、メガルカリオexの技はどうづき(Aura Jab)でHPの低い相手のポケモンから倒していきます。打点が少し足りないときは、グッズのパワープロテイン(Premium Power Pro)でダメージを底上げします。
ドローはルナトーンの特性ルナサイクルに加えて、サポートのリーリエの決心(Lillie’s Determination)やゼイユ(Carmine)を使って、必要なカードを引いていきます。
このタイミングでサポートのジャッジマン(Judge)を使えると、相手の手札を妨害しながら自分はサイドを取れるので、流れを大きく引き寄せられます。とくに、相手が次のターンに大技を狙っていそうなときに使うと効果的です。
メガルカリオexの技はどうづきでベンチのポケモンにトラッシュから闘エネルギーをつけることができるので、ベンチのリオルにつけることはもちろん、マクノシタにつけることで、逃げるためのエネルギーの確保はもちろんのこと、ハリテヤマ(Hariyama)に進化させたあと、ハリテヤマをアタッカーにして戦うことができます。
また、ハリテヤマの特性どすこいキャッチャー(Heave-Ho Catcher)でベンチのポケモンをバトル場に呼び出しながら、的確にポケモンを倒してサイドを先行していきましょう。
② 使用時に注意すべきポイント
このデッキを使い始めたとき、初心者の方がやりがちなミスがいくつかあります。先回りして知っておくと事故が減るので、ぜひ意識してみてください。
よくあるミス①:メガルカリオexで連続して攻撃してしまう
1体目のメガルカリオexが倒された直後、2体目のメガルカリオexで攻撃したくなる気持ちはよくわかります。ただ、これをやると2体目も倒されたときに合計でサイドを6枚取られて、その瞬間に負けてしまいます。
ここでぐっとこらえて、ソルロックやハリテヤマで攻撃するターンを1ターン挟むのがコツです。すると相手のサイドの取り方が「3-3」ではなく「3-1-1-3」のようになり、相手が勝ちきるまでに必要なターン数が増えます。サイドを6枚すぐ取られない盤面を作る、という意識を持つだけで勝率が変わります。
このような形であれば、どのポケモンをたおされても、相手にとられるサイドは1枚であり、2体以上同時に気絶させるような技『ドラパルトexのファントムダイブやオーガポンいどのめんexのげきりゅうポンプ(Torrential Pump)など』を受けなければゲームを続けることができます。
よくあるミス②:マクノシタを早く場に出しすぎる
先ほども記述しましたが、序盤からベンチを埋めようとしてマクノシタをすぐ出してしまうと、ボスの指令で呼び出されて足止めされます。ふうせんが手札にあり、マクノシタにつけて問題ない状況、メガルカリオexのはどうづきでマクノシタにエネルギーをつけられるタイミングなどにマクノシタを出せると良いでしょう。
よくあるミス③:キチキギスexやニャースexを場に出すタイミングを誤る
このデッキでもキチキギスex(Fezandipiti ex)やニャースex(Meowth ex)を採用することがあり、ゲームを有利に進めるにおいて便利なポケモンですが、どちらも倒されるとサイドを2枚取られてしまいます。相手のサイドがまだ多く残っている序盤に安易に出すと、攻撃前に倒されて一気にサイドレースで不利になります。

よくあるミス①と被りますが、ポケモンカードで一番大切なのは、相手にサイドを6枚とられないことです。
これらは「相手のサイドが残り1枚のときなら出しても問題ない」というように、相手のサイドの残り枚数で判断しましょう。サイドを2枚取られても勝敗に影響しない場面で使うのがコツです。
③ 改善するなら入れたいカード
基本の動きに慣れてきたら、以下のカードを試して自分好みに調整してみてください。
夜のタンカ 2枚目
夜のタンカ(Night Stretcher)は、トラッシュからポケモンか基本エネルギーを1枚回収できるグッズです。ルナトーンとソルロックのどちらかが倒されたときの建て直しや、ルナサイクルに必要な基本闘エネルギーが手札にないときの保険になります。現在のデッキでは1枚採用ですが、2枚目があると使い分けの幅が広がります。

ソルロック 3枚目
序盤に安定してソルロックでスタートさせる確率をあげるための保険です。ソルロックでスタートできると、HP70以下のたねポケモンをコスモビームで倒せるため、最初にソルロックがバトル場にいると相手はコスモビームを警戒しながら立ち回らなければなりません。

ポケモンいれかえ 2枚目
ふうせん(Air Balloon)とポケモンいれかえ(Switch)を合わせて3~4枚になるように調整するのがおすすめです。マラカッチ(Maractus)やイベルタル(Yveltal)、ウソッキー(Sudowoodo)、オーガポンいどのめんex(Wellspring Mask Ogerpon ex)の技には相手のバトル場のポケモンを逃げられなくする「縛り」効果があります。これらの相手に当たることが多そうな環境では、ポケモンいれかえを多めにしておくと安心です。

また、メガブレイブを打った次のターンも続けてメガブレイブを打ちたい場合、いったんベンチに下げる必要があるため、ポケモンいれかえが必要になります。
逆に、後述するゲノセクト(Genesect)を採用していたり、縛り効果を持つ相手が少ない環境では、ふうせんを多めにしたほうが使いやすいです。
ロック闘エネルギー
ロック闘エネルギー(Lock Fighting Energy)は、これをつけた闘タイプのポケモンが相手の技の効果を受けなくなる特殊エネルギーです。フーディン(Alakazam)の特性ハンドパワー(Powerful hand)、マシマシラ(Munkidori)の技サイコトリップ(Mind Bend)の混乱、ドラパルトex(Dragapult ex)の技ファントムダイブ(Phantom Dive)でダメージカウンター(ダメカン)を乗せる効果などをまとめて防げます。

基本闘エネルギーを2枚減らして1〜2枚採用するのが目安ですが、ロック闘エネルギーをコストにルナトーンの特性ルナサイクルを使うことができない点は注意が必要です。
入れ替え候補
上記カードを採用する際は、キチキギスex、リオル4枚目、ハイパーボール(Ultra Ball)、基本闘エネルギーの11〜12枚目、ニャースexあたりが入れ替え候補になります。
④ このデッキの強みと弱み
強み①:準備に時間がかかるデッキを「勝ち逃げ」できる
ドラパルトexのように2進化ポケモンが主軸のデッキは、攻撃を始めるまでに数ターンかかります。その間にこちらはソルロックやはどうづきでサイドをコツコツ取れるため、相手が動き出す前に大きくリードすることがあります。
さらにジャッジマンで相手の手札を妨害できれば、相手は要求の高いカードを揃えにくくなり、こちらが先にサイドを取り切るパターンが見えてきます。
強み②:相手のキチキギスex・ニャースexを簡単に倒せる
キチキギスexとニャースexはいろいろなデッキに採用されている汎用カードですが、どちらも闘弱点で、サイドを2枚取れるため、メガルカリオexのはどうづきで弱点込みのダメージが入って簡単に倒せます。
特にニャースexは序盤からサポートを使うためにベンチに置かれがちなポケモンであり、キチキギスexも、メガルカリオexのような速攻デッキでは序盤からベンチに出てきます。このようなポケモンを倒して、サイドを先行していきましょう。
弱み:超タイプのアタッカーに弱点を突かれる
メガルカリオexは超タイプ弱点のため、リーリエのピッピex(Lillie’s Clefairy ex)、ラティアスex(Latias ex)、ブルンゲルex(Jellicent ex)といった超タイプの相手には簡単に倒されてしまいます。
さらに、超タイプのポケモンは闘抵抗を持っていることが多いため、こちらがメガルカリオexで反撃しようとしても、パワープロテインやマキシマムベルトといったダメージを底上げするカードを他の対面より多く要求されます(注:リーリエのピッピexは闘抵抗を持っていませんが、手軽に攻撃できる超タイプアタッカーとして採用率が高いため、対面する機会は多いです)。
覚えておくと便利な打点計算
メガルカリオexデッキは、パワープロテインやマキシマムベルト、グラビティマウンテンを使って、足りない打点を補う場面が多く、この打点計算をある程度覚えておくと、非常に便利なので紹介しておきます。
ドラパルトex

HP:320
こちらのポケモン:メガルカリオex
攻撃方法:メガブレイブ(270)+マキシマムベルト(50)
ダメージ:320
他にも
攻撃方法:メガブレイブ(270)+パワープロテイン(30)×2 or パワープロテイン+グラビティマウンテン
ダメージ:330
多くの2進化exはこの方法で倒すことができます。
マシマシラ

HP:110
こちらのポケモン:メガルカリオ
攻撃方法:はどうづき(130)+パワープロテイン(30)
ダメージ:130(抵抗力込み)
まとめ

メガルカリオexデッキは、序盤からテンポを取りつつ、終盤のメガブレイブで一気に押し切る攻めのデッキです。最初はマクノシタやキチキギスexを場に出すタイミング、メガルカリオexを連続して使わない判断など、覚えることが多く感じるかもしれません。ですが、まずは「序盤に場を整える→中盤にHPの低い相手を倒す(打点計算を覚える!)→終盤にメガブレイブで決める」という流れを意識すれば、自然と勝てる試合が増えていきます。
慣れてきたらポケモンいれかえやロック闘エネルギーで対応力を広げて、自分だけのメガルカリオexデッキに育てていきましょう!
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ポケカのアプリは「ポケポケ」だけではありません。
ルールとカードが異なる、もう一つのポケモンカード公式アプリPTCGLがあります。
PTCGLはポケポケのリリース前から世界中にもともとあった紙のポケモンカードと同じルールとカードで対戦することができます。
カードの枚数はポケポケと比較にならないほど多く、より戦略的に、より深い対戦を楽しみたい方にもオススメです。
この記事でご紹介したメガルカリオexデッキでも対戦が可能です!
詳しい始め方は下記ページからご覧いただけます。



















